モーターキャンプエキスポで凄BUS4×4を実際に見てきました!
連日の猛暑で早くも夏バテ気味のヨシノリです。ホント毎日暑いですよね~!
そんな中、今回は別の意味で熱くて凄いバスを、7月2日(土)~3日(日)に大阪万博記念公園お祭り広場にて行われた『MOTOR CAMP EXPO 2022』に見に行ってきました。
【凄BUS4X4】とは
その熱くて凄いバスとは『凄BUS4X4』(すごバスフォーバイフォー)というもので、静岡県静岡市の株式会社深澤自動車修理工場で開発された四駆で走るマイクロバスです。
本来、マイクロバスは送迎に使われることが多い車両で、主に学校、病院、福祉施設や旅館・ホテルなどキレイに舗装された街中の道路などを走行しますが、こちらの『凄BUS4X4』は違います。
街中の道路はもちろん、悪路、砂浜、傾斜のある道、山道など、本来マイクロバスが走行することが困難な道も難なく安全に走行します。
避難や災害にも活用できる、どんなところも走れる機動力抜群なバスです。
実際に【凄BUS4X4】を見てきました。
『MOTOR CAMP EXPO 2022』に実際に車両が出展されるとのことで見てきました。
その時に、社長から少しだけお話を伺うこともできましたのでレポしていきます!
・・・えっ!かっこいい!!!
バスにあんなゴツゴツしたタイヤを履かせて、迫力がありすぎる・・・!!と、めちゃくちゃテンションが上がりました(笑)
内装を色々見てみよう!
まず、車内に入ってすぐに豪華なシートがお出迎え。座り心地も良いシートが設置されています。カラーも落ち着いたグレーで内装にマッチしています。
前後ろに対面でシートが設置されていて、車内で快適に過ごせるようなシートレイアウトになっていました。
こちらのシートはアレンジができ、対面式のシートの背もたれを倒すとベッドにもなります。
こちらのテーブルは取り外しも簡単にでき、テーブルの脚もアルミのパイプで組んであり、男心をくすぐるデザインです。
社長のこだわりポイントの一つで、丈夫なファイバーで製作されているそうで、軽く、薄くても強度があります。
テーブルだけでなく、ステップや他のパーツにもこちらの素材を使用しておられるそうです。
さらに、このテーブルにはまだ秘密があり、シートアレンジでベッドにした際、テーブルは取り外しが必要になります。
通常であればテーブルは行き場を失ってしまいますが、こちらでは後ろのベッドのBOX部分にピッタリとはめ込むことができ、テーブルの天板がBOXの一部分として活躍します。収納もできBOXの一部にもなり、機能性も十分ですね。
細かいこだわりが光りますね・・・!!
シート横には水回りなど調理スペースがある他、入口横には冷蔵庫も完備されており、こちらも驚きました。
後部から見るとこんな感じ。観音開きの扉を開けるとオ、オシャレ~!
2列目の座席同様、落ち着いたカラーのシートに、木目柄のフロア。
間接照明も、家具もかなりオシャレです。
でもなんといっても広い!さすがマイクロバスベースのキャンピングカー。
ベッド下は収納にもなっているそうなので、居住スペースも広々使えそうです。
その他、通常であればデッドスペースになってしまうような場所にも工夫がされており、細かな収納がたくさんありました。
こちらも座席兼ベッドになる仕様で、ベッドをフルに展開したら大人4人は楽に寝られそうです。
そして・・・お!?!?上に何かが見えます。。。。
なんと、まさかの2段ベッド!!バスの高さを生かしたベッドキットがありました。
これならバイクや自転車等、高さのある物を積んでも、広く寝られるスペースが確保できそうですね~!
次は足廻りも見てみよう。
まずはフロント側から見てみます。いや~、車高が高い!足廻りがよく見えます。
オフロードのタイヤも武骨でかっこいい!まるで4WD車のような足廻りです。ここだけ見たらマイクロバスだとは思いませんよね。
大変マニアックな話ですが、マイクロバスでは見かけないパーツがたくさんあります。これは車好きにはたまりませんね。
次はリヤ側から見てみます。
これは本当にバスなのかと思う光景です。やはりどこからどう見ても4WD車!(笑)
一つ一つのパーツにもこだわりがあり、バスをここまで4WD車のようにするなんて、かなりの技術力だなと感動&尊敬しました。
その他にも、2列目のフロアスペースを拡張する為のパーツを自社で作成したり、整備性を考えた内装の製作などされているそうで、さすがは整備工場が製作した車両です。細かな気遣いが所々に見られました。
元整備士の私としては、もっと細かい部分までお伺いしたいところでしたが、日が暮れてしまいそうなので途中で止めておきました(笑)
それにしてもこちらの『凄BUS4X4』、豊富な知識や技術がたくさん詰まった車ですよね!!!!
購入したいと思ったら?
購入したいと思ったら、静岡県静岡市の株式会社深澤自動車修理工場さんにお問合せください。
車両の手配はもちろん、内装も購入者様に合わせて製作が可能とのことです。用途や目的合わせて、自分好みの内装にできるなんて、夢が膨らみますよね。
納期、価格に関しては仕様によって異なるようです。車両は持ち込みで、内装と足廻りのカスタムも引き受けてくださるみたいです。
気になる方は一度、株式会社深澤自動車修理工場さんにお問合せください。
まとめ
今回、実際に車両を見て、深澤社長にお話しを聞かせて頂き、技術力の高さや知識の豊富さ、アイディアなど、多くの衝撃を受けました。
この『凄BUS4X4』はこれから活躍する場面も多いと思います。技術力だけでなく、細かな気遣いと思いやりが詰まった車だと思いました。