毎日と言っていいほど目にする交通事故や違反に関するニュース
最近ではSNSの発達により個人がまさに今経験したことをそのまま投稿しているなんてケースも
むしろニュースよりも早く知ることが当たり前の時代となりました

今回はスマホの使用に関する交通マナーにピックアップしてみましょう


スマホは現代社会において必要不可欠な存在と言えるでしょう
プライベートはもちろん業務用としても使われています

それ以外にもナビや音楽など運転環境をよりよいものにしています

ただその反面スマホの普及の背景には交通違反の増加があります


出典:やめよう!運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も!

携帯電話使用等に起因する交通事故は令和元年12月に施行されたこと改正道路交通法や、広報啓発や交通指導取締り等の推進により、令和2年は大幅に減少。
しかし、携帯電話使用等に起因する交通事故はいまだに発生しており、令和3年以降は増加傾向にあります。

令和元年の法改正で罰則強化された内容は以下の通りです

(1)携帯電話使用等(交通の危険)
罰  則:1年以下の懲役又は30万円以下の罰金
反 則 金:適用なし
基礎点数:6点(免許停止)

(2)携帯電話使用等(保持)
罰  則:6月以下の懲役又は10万円以下の罰金
反 則 金:大型車2万5千円、普通車1万8千円、二輪車1万5千円、原付車1万2千円
基礎点数:3点


なぜ運転中のスマホ操作が危ないのでしょうか?

こちらをご覧ください

出典:やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用

これは自動車が2秒間に進む距離を示したものです。

2秒後30m先の状況は予測が困難です
急に歩行者が横断したり、脇道から自動車が出てきたり・・・
重大な事故につながりかねません

出典:やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用

また携帯電話等使用の場合には、使用なしと比較して死亡事故率(*1)が4倍近く高くなっています。
(*1… 第1当事者が自動車(乗用車、貨物車、特殊車)の事故に占める死亡事故の割合)


しかし自動車だけではありません
スマホの普及率に目を向けると若年層が高く、90%以上と言われています
中学生や高校生といった若い方でも自転車に乗って、知らないうちに違反している可能性が高いです

実際に2012年神奈川県で、ながらスマホをしながら自転車を運転していた20歳の女子大生が、歩いていた77歳の女性に衝突し死亡させてしまう自転車事故が起きました。

自動車のながらスマホがよく取り上げられていますが、自転車も十分脅威となりかねない存在です

歩行中の操作も注意が散漫してしまい、自分がけがをしたり相手に危険を及ぼす場合もあります


いかがでしたでしょうか

ながらスマホは自分にも相手にも危害が及ぶ危険性が潜んでいます

自動車に限らず、自転車や歩行の場合でも『一瞬だけだから・・・』といった気のゆるみが大きな事故に繋がります

スマホや携帯電話を扱うときは、周囲の安全を確認したうえで止まって、操作することを心がけましょう

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