ハイエースとキャラバン、どっちがイイ?カスタムを考えれば…○○○○○!!
こんにちは。ここ最近天候が不安定で、晴れたと思ったら夕方から雨が多くて、洗車をしたくてもやる気が全然起きないヨシノリです。お盆休みの間に車をキレイにしたかったのですが雨が降ると思うとどうもやる気が起きないですね(車内だけはキレイにしときました)。
さて今回は、ハイエースとキャラバンの比較をしていきたいと思います!いやほんと、どっちも良い車なんですけど、細かい部分を個人的な意見も踏まえて紹介していきます(だいぶ主観で)。
ハイエースとキャラバンの基本スペック
機能面や装備に関しては大きな差はなく、永遠のライバル対決ともいわれている両車両。
同じターゲット層を狙っているのが、見た目でもスペックを見ても分かりますね。
ハイエース(スーパーGL ロング 4ナンバー 標準 標準ルーフ)
寸法:全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm
ホイールベース:2570mm
乗車定員:2~5名
車両重量:1770~1930kg
最大積載量:1000・850kg
最小回転半径:5m
WLTCモード燃費:12.4km/L(ディーゼル)・9.2km/L(ガソリン)
最低地上高:195mm
荷室寸法:3000~1855mm×1520mm×1320mm
エンジン
排気量:2.7L(ディーゼル)・2L(ガソリン)
最大出力:111kW(ディーゼル)・100kW(ガソリン)
最大トルク:300Nm(ディーゼル)・182Nm(ガソリン)
キャラバン(プレミアムGX ロングボディ 4ナンバー 標準幅 標準ルーフ)
寸法:全長4695mm×全幅1695mm×全高1990mm
ホイールベース:2555mm
乗車定員:3~6名
車両重量:1820~2000kg
最大積載量:1000~850kg
最小回転半径:5.2m
WLTCモード燃費:11.3km/L(ディーゼル)・8.5km/L(ガソリン)
最低地上高:160~170mm
荷室寸法:奥行3050mm×幅1520mm×高さ1325mm
エンジン
排気量:2.5L(ディーゼル)・2L(ガソリン)
最大出力:97kW(ディーゼル)・96kW(ガソリン)
最大トルク:370Nm(ディーゼル)・178Nm(ガソリン)
諸元表を見ても本当に似通っていますね。
好みが分かれる要素:シフトノブ
スペックには表れていない細かい使い勝手とか耐久性とかリセールバリューとかもありますがじゃあどこで選ぶかいえば、もうこれは好みの要素も多いかと思います。例えば、シフトノブ。ハイエースはゲート式でキャラバンはストレート式になります。
ゲート式ってなんやねん?
こういうやつ。ゲート式の方は、近年の車両に多く採用されています。
シフトゲートが右に左に少し折れ曲がった形状のパネルが特徴です。ゲートに合わせてシフトを動かす方式になるのでボタン操作がなく、マニュアルのようにギアポジションに合わせて操作します。ストレート式に比べて、ギアポジションが独立しているので、勢いで別のところに入ることはほぼ防ぐことができます。ただ、慣れないうちはレバーが目的の位置に入らなかったり、車種によっては各ギアポジションの位置や動かし方が違っていたりで少し戸惑うこともあります。
じゃあストレート式は?
まぁいわゆる昔ながらのこういうやつ。
ストレート式はシフトのボタン操作をしてから前後動かしてシフト操作する方式。以前から多くの車に採用されていて、現在は軽自動車やコンパクトカーではよく見かける形ですね。
ゲート式はユーザーが自由に交換できるくらいカスタムが簡単で、多くのパーツが存在していますし、見栄えも今っぽい見た目なので個人的にはゲート式が好きです。
二列目のシートや内装はどうなんだ?
標準グレードのシートに関しては大差はありませんが、高グレードのシートは特徴が大きく異なります。
キャラバンのシートはは5:5で分割できる可倒式シート。
シートの半分が倒すことができる構造です。例えば、右半分に一人乗車し、左半分に仕事で使う長尺物や趣味で使う自転車を乗せることができるんですよね。このように使用用途に合わせた使い方ができるのが大きな特徴。
ハイエースは一体型のシート。
長尺物を乗せるときにシート全体を収納することになるため、キャラバンのように人が乗車することはできません。
ただ、ハイエース、キャラバン両車とも荷室のスペースが十分確保できるため、そのような使い方をする状況があまりないと思うので、気にならない方はハイエースのシートで十分だと思います。僕はシートを収納することはあまりないのですが、カスタムするときや、掃除をするときに分割シートは面倒だなと思いますし、シートとシートの間に隙間ができるので、ハイエースの一体型が好み(個人的ですが、キャラバンの分割シートのシートカバー取り付けが大変だったのもあります…笑)。
ちなみに内装色にもけっこう違いがあります。キャラバンはルーフ、ピラーなどの上半分がグレーでその他パネルの下半分が黒の内装色ですが、ハイエースは内装色が黒で統一されたグレードがあります。以前はハイエースもキャラバン同様、内装色がツートンでしたが、一時期から内装色黒一色というグレードものが販売されました。僕はこの黒一色がかなり気に入っています。
ファインテックという高級車のようなグレードもある。
グレード展開についてもハイエースの方がやや優位かなと思う理由がここです。ハイエースにはファインテックツアラーというビジネス送迎車両があり、機能性と快適性が高い、高級車のようなグレードが存在しています。高級感漂う皮シートが2列目、3列目に標準装備されているこのグレードは仕事で使うバンにはもはや見えないやつ。
カスタム面でもハイエースが優位か?
カスタムパーツに関してはハイエースの方が豊富。専門店、カスタムカーも多いと思います。パーツや専門店が多いということは個人の用途に合わせたカスタムの幅が広がるので、自然とユーザーも増えるのかなと思います。最近はアウトドアブームで、以前よりアウトドア仕様にするハイエースも増えた気がします。キャンプに釣り、マリンスポーツにウインタースポーツなどそれに特化したカスタム車両も多くあります。キャンピングカーになることも多いですよね。山道などの悪路走行、雪道での使用を想定しているならLSDをつけてもいいと思いますし、ベッドキットやアウトドア機能面の性能アップするパーツも多くあります。
結論、僕はハイエースの方が優位なのかなぁと思っておりますが、クルマなんて結局のところ好き好きですからね(僕はハイエースユーザーですが、編集長は日産ユーザー)。これから購入を考える方や、他の車両を検討中だった方、乗り換えを考えている方、大型キャンピングカーの購入を考えている方は是非スペック比較・リセールバリューだけでなく「どちらが自分の好みか」も検討して、購入する選択肢を考えてみて下さいね!
※ちなみに2022年8月現在の新車納期はハイエースで4~6ヵ月待ちになるそうです(グレード、車両サイズによって異なります)。中古車が高く売れるわけだ…!1
GR8さんのこの動画がすごく分かりやすいです!こちらもぜひご覧ください。